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コラム

2012.10.23

社長応援日記

貿易赤字は困る?

こんにちは、寺尾です。
2012年4月から9月の貿易収支が
5586億円の赤字となったそうです。
特に9月は、統計を取り始めた1979年以来、過去最大の赤字。
欧州不安やその影響による中国経済の低迷、
また、日中関係の悪化による輸出額の減少及び、
原発停止による天然資源の輸入増加がその原因と考えられるそうです。
では、貿易赤字になると、何が困るのでしょうか?
実は、何も困らないのです。

貿易収支というのは、経常収支のひとつの分類で、
経常収支は、国際収支のひとつの分類です。
財務諸表に例えると、
国際収支=純資産、経常収支=経常利益、貿易収支=部門別利益となります。
国際収支が赤字になると、
外貨不足で輸入したくてもお金がない、という状態になります。

しかし、現在の日本は、
部門別利益に当たる所得収支で黒字を計上しているため、
経常収支・国際収支は黒字を続けており、
戦争直後のように貿易赤字=非常にまずい事態!
ということにはならないわけです。
これまで日本は経常的に貿易黒字を続けてきましたから、
貿易赤字と聞くと、
日本は大丈夫かと感じられるかもしれませんが、
国際収支という概念を知っていると、
無闇に不安になることはありません。
モノを的確に判断するには、
モノの全体を知っている必要がある
ということですね。
参考HP 財務省HP
http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/balance_of_payments/term.htm

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