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コラム

2021.06.03

経営支援資料館

アフターデジタルの時代がやってきた                   第6回 オンラインとオフラインの使い分け

YouTuber
すぎやま先生

オンラインでもできる!と気づいた人たち

コロナショックでコミュニケーションのスタイルや価値観が大きく変わりました。
半年前まで「オンラインミーティング?何それ?」という人はたくさんいました。
それがコロナによって強制的に時代が変化したのです。

その中でも大きく変わったのが人々の『働き方』と『コミュニケーション』です。
多くの人が「オンラインでもできるじゃん」 と気づいてしまったのです。

今まで苦手意識を持っていた人も、
オンラインで仕事なんかできないと思っていた人も、
半強制的にやらされてみると「あ、意外とできる」と気づいたんですね。


そして、そう気づいてしまったら、もうそれは後戻りはできません。

例えば、スマホに変えた人はそこからガラケーに戻ることはほぼないですよね?
メールを使える人はわざわざFAXで送ったりしませんよね?
そういうことなんです。

今、コロナが一旦収束したことによって、
「さぁ、みんな!今まで通り出勤して、今まで通りバリバリ働こう」
と考える上司、経営者も多いようですが、
一度テレワークやフレキシブルな働き方を知ってしまった社員は
腹の底ではそんなことしたくないと思っているはずです。

「めんどくさい」「時代に逆行している」「オンラインでできるのに」
そんな不満をフツフツと煮えたぎらせながら、満員電車に揺られているのです。

会うことはコスト?

日本人のテレワークは「人と会うのはリスクだ」ということで、
強制的に実施されたわけですが、
最近は「人と会うのはコストだ」と感じる人も増えています。

今までは人と会うことは必須で、それなしには仕事もできないと多くの人は思っていた。
オンラインなんて選択肢はなかったんですよね。

ところがコロナのおかげで(?)多くの人は「オンラインでできる」ということに気づきました。
そうしたら今度は「だったらわざわざ会わなくてもいいじゃん」「わざわざ集まる必要ある?」
という人も増えてしまった。

つまり、会うことが『リスク』というよりも
『会うことがコスト』と感じる人も増えているということです。

選択できることが大事

ところがやはり営業マンなんかに言わせると、
「そうは言っても会ってナンボ」「会わないと成約率がめちゃくちゃ低い」
なんていう事情もあるようです。
かと言って、嫌がっている相手に無理矢理会ってもあまり意味はないでしょう。

大事なのは『オンライン』も『リアル(対面)』も、『手段』にすぎないということです。
こだわるところは実はそこではないのです。

それはゴールに向かうための手段であり、手段に正解はありません。
いくつもの手段、道筋があるのは当たり前です。

なので、これからの時代、その手段をいくつか提示してあげて、
相手が選べるというのが大事です。

例えば、現金か電子決済か、オンラインかオフラインか、対面かzoomか。
お客様の事情にマッチした手段を提示してあげることによって、
ゴールまでのハードルをなるべく無くしてあげる。それが一番大事です。

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