2021.05.03
社長応援日記
共感と理解と同意と。
物事を改善していく場面や、新しいことに取り組む際、
その目的に至るために複数の具体的な方法・意見が提案されます。
いろいろな意見が出る中で、頭ごなしにその意見が否定されてしまうと、
意見を否定された人が
「そちらの意見にも良くない面があるじゃないか」と、頑なに自分の意見に固執したり
「もう意見は言わない」と、自分そのものを否定されたように感じたりすることがあります。
それでは出された意見を発展させて改善に向かわせることは難しくなってしまいます。
相手の意見を真っ向に否定してしまうクセがある場合には
「同意」「共感」「理解」の違いを知ることで そのクセが改善されることがあります。
共感・・・気持ちがわかること
理解・・・言っていることが分かること
同意・・・同じ意見であるという表明、賛成
「あなたのこういう気持ちはわかる(共感)
言っていることもわかる(理解)
だが、こういう点で同意はできない。こういう点についてどう考える?」
まずは うなずきながら相手の話をよく聞き、相槌を打ちながら相手に共感し、
相手の話を理解したうえで、どこが納得いかないのかを説明できれば、
その意見をただ全否定するよりも、建設的な話し合いにつながりやすいのではないでしょうか。