愛知県名古屋市緑区|税理士・会計事務所
愛知県名古屋市緑区の税理士|税理士法人寺尾会計事務所

全メニュー

コラム

2011.11.21

社長応援日記

情報共有の3段階

経営資源の1つに数えられるように、
組織で活動するには、情報が必要です。
しかし、情報もあるだけでは意味がなく、共有化が大切です。
さらに言えば、共有化だけでなく、活用しなければ意味がありません。
「情報の共有化」には、以下の3段階があります。
 

【深度1】 事実情報(言葉や文字、数字)の共有化 
知っている段階

経営理念、顧客情報、品質や原価のデータ、スケジュール、各種マニュアルなど知っておくべき情報は多くあります。
寺尾会計の場合、経営理念は所内の見える場所に大きく掲げてあります。
また、顧客情報などはPCや顧客別ノートなどで共有化を行っています。
 

【深度2】 意味の共有化 
わかっている段階

単に情報を「知っている」「暗記している」だけではダメなのです。
「意味」を社員全員が「わかっている」ことが肝心です。
経営理念を例にとってみると、
「どうして」この理念になったのかという前提
「何のために」この理念にしたのかという目的を明らかにして
意味を共有化することが大事です。
寺尾会計の場合、朝礼や月例会議の所長あいさつを
この意味の共有化にも役立てています。
 

【深度3】 考え方の波長の共有化
心を揃える段階

今度は「理屈ではわかるが、賛成できない」など、
その人の感性の問題が出てきます。
心を揃えるためには、対面して熱き「思い」を直接語りかけ、
対話する以外に方法がありません。
 「考え方の波長の共有化」は、「思いの共有化」とも言えます。
双方の考え方を気軽に交わらせる機会であった飲みニュケーションの場は少なくなってきています。
日々の仕事の中でも、上司はその思いを簡潔明瞭に語れるようにし、
部下はその思いをできるだけ受け止める姿勢を意識することが大切です。
組織内の上下、並列、斜めの関係において考え方の波長を共有化することでマンパワーが高まります。
情報によって、どこまで共有化を図る必要があるのかは異なります。
上手く情報を共有して、組織の活性化を図っていきましょう

お問い合わせ

お問い合わせフォームまたは
お電話よりお気軽にご連絡ください。

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせ

TEL.052-622-2279