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コラム

2010.08.26

相続セミナーのお誘い&ご報告

平成の家督相続第2弾

こんばんわ
昨日、相続はまず円満相続が第一で、納税対策や節税対策は円満に相続されて初めて実現しますとコメントしました。そのためには遺言を書くことと記載しましたが、それでは、遺言っていつ書けばいいの?と疑問に思われる方も多くいらっしゃいます
「身も心も健康なときに」
 遺言の必要性については理解したものの「まだ自分には早すぎる」「死をイメージして縁起が悪い」「家族はみんな仲がいいからもめない自信がある」などと「遺言なんて時期尚早」と思われる方は多いのではないでしょうか。
 また、「遺言書」と聞くと大げさに考えてしまって何だかそれだけでエネルギーを消耗しそうです。
だからこそ、気力・体力が充実していて、冷静な判断ができるときに取りかかりたいものです。
遺言は民法のきまりさえ守れば、自分の好きなときに自由に書けます。例えば自筆証書遺言においては、その全文を自筆しなければならないという要件があります。すべての財産を正確に漏れなく書き上げるということは、特に財産が多い人にとっては写経のごとく骨が折れる仕事となってしまいます。
また、病気になってしまうと、身体の自由がきかなかったり、判断が鈍ってしまったりとなかなか思うように作成できません。入院先で書けたとしても意思判断能力に疑問がある場合には、その有効性を裁判で争っているケースもあります。
「書くタイミングをとらえる」
 そろそろ・・・と思っていても急を要さないと何事も進まないものです。何かきっかけがあれば、それが書くタイミングです。
例えば ○お正月・・・年の初めの抱負を考えるとき
    ○自分の誕生日・・・○○歳になった記念に定年後のプランを考える
    ○家族の死・・・配偶者や両親が亡くなり死を身近に感じたとき
などをタイミングととらえるのはいかがでしょう。
 
本日も最後までお付き合いいただき有難うございました。
最後に一句 
あなた誰? 言い出す前に 遺言書

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