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コラム

2009.10.25

トモヤンクンの経営・会計言いたい放題

内部統制って、なんぞや?

内部統制という言葉を聞かれたことがありますか?
言語統制、などとも使われるように、「統制」という言葉に否定的な感情を持たれ、
従業員を統制するなんて、なんだかなぁ・・・
なんて思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、「内部」というのは、会社内部のことだとして、
「統制」というのは、一体、何を、何の目的で統制するのでしょうか。
今回は、内部統制について、少しご紹介しようと思います。
肩ひじはらずに、お付き合いください
まず、内部統制というのは、英語の Internal Control の訳語です。
つまり、統制という言葉は、コントロールの訳語なわけです。
では、日本語でコントロールという言葉は、どのように使われているでしょうか。
「マインドコントロール」と使うと、否定的な感じがしますね。
でも、「あのピッチャーのコントロールはいい」と使うと、肯定的な感じがしませんか?
コントロールされるのには、抵抗がありますが、
コントロールできるのは、一種の技能として認められるから、
そのような感情の差異が生まれるのです。
これまで日本語で「統制」と使ってきた時は
もっぱら「コントロールされる」という意味で使ってきたのですが、
英語が由来の「内部統制」という用語で使われる時は
「コントロールできる」という意味で使われます。
ですから、冒頭の従業員を統制するなんて、なんだかなぁ・・・
という思いをされる必要はないのです
経営者・従業員によって、会社組織を「コントロールできる」仕組み
それが内部統制なのです。
さて、では、どうして内部統制が必要なのでしょうか。
企業会計審議会から出されている内部統制の定義を私なりにかみ砕くと、
経営理念や経営目的の能率的な達成ために、組織内のすべての人によって実行されるプロセス(過程)だと考えます。
つまり、経営理念や経営目的の達成のために内部統制を必要とするということです。
最後にまとめると、こういうことができます。
内部統制とは
経営者・従業員など組織内すべての人によって
経営理念や経営目的の達成のために
会社組織をコントロールできる仕組みとその運用である。

これで内部統制の概要は理解していただけたとして、じゃあ、具体的にどうやって構築すればいいの??という所だと思います。
そこは次の機会にご紹介できればと考えております

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