ネットショップの仕組みと仕掛け

保険共済サービス株式会社(imas)
企画営業部長 水元大輔

掲載日:令和元年8月23日

第6回 非型番商品と型番商品の販売事例

非型番商品の販売事例

非型番商品は言い換えると、オリジナル商品です。

 

知名度があまりないケースがほとんどかと思いますので、

まずはユーザーに知っていただく、見ていただく機会を作ることが重要です。

 

そのため、商品に対するこだわりや店長の思いなどをしっかりとページで表現をし、

どんな情報があればユーザーが買いやすいかを考えていく必要があります。

 

また、特にオープン当初の取り組みとして大事なことは、

"売りたい商品"と"売れるだろう商品"の2軸で商品構成を考えることです。

 

実際に販売を行っていく中で、この商品が売れるだろうと思っていたものが、

案外売れなかったり、またその逆も出てきます。

その場合、売れた商品の販売を強化する方が、売上を考える上ではスムーズになります

オリジナルであるからこその弱みをどう強みに変えるか。

 

ネットショップでは実店舗と比較して圧倒的に商圏が拡大しますので、

自社商品をPRする場として効率的、かつ有効的な場となるのではないでしょうか。

 

型番商品の販売事例

次は、非型番商品とは販売方法の考えが異なる型番商品について、

その販売方法をご紹介させていただきます。

 

型番商品とは、

メーカーなどが製造するJANコードや製品番号がある商品のことを指します。

 

分かりやすい例が、TVやPC、本です。

 

型番商品については、

ユーザーがその商品を見た段階で、その商品のことはすでに認知しているケースが多く

なります。

つまり、型番商品をお求めになる方の多くの方が、欲しい商品がある程度決まっており、

検索をして探しにくるケースが非常に多いということです。

 

そこで、商品を買っていただくためには、販売価格検索対策が重要になってきます。

 

また、型番商品は、同じ商品を扱う競合店が多いため、

他店との差別化をどうのようにして出していくのか、

それを考えることも重要で、かつ難しい課題ともなってきます。

また、

型番商品を購入するユーザーは、"あのお店で買おう"と決めている人も少なくはありません。

 

ですから、商品に対するリピートだけではなく

"お店に対するリピート"戦略をどう考えるかが、大きなポイントになってきます。

 

商品以外のサービスで代表的なものが、延長保証などのアフターサービスの充実です。

またあのお店で買いたいという、"安心感と信頼関係"をどうようにして構築していくのかを

考えることがが、大きな課題となってきます。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

 

6回に分けて、ネットショップの大枠の考え方等をご紹介させていただきました。

以前、ネットショップの店長さんを訪問させていただく機会も多くありました。

"ネットショップで月商〇億"と聞くと、

すごく大きな会社なんだろうなと訪問前はよく思ったものです。

 

しかし、実際行ってみると、

従業員数も少なく、建物の大きさもあまり大きくはないお店であったことも、

少なくありませんでした。

ネットショップで成功するためには、巨額な資本金を必要としないのです。

 

ネットショップの業界は、まだまだ大きな成長が見込まれています。

今後、配送のサービスなども益々充実していき、

店長さんが考えなくてはならないことも増えてくるかもしれません。

 

しかし、やったらやった分だけ成果も出やすいのがネットショップであることは、

言い切れると思います。

 

少しでもご関心をお持ちの方で、まだネットショップを展開していない方は

是非はじめの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

[完]

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