2026.07.03
寺尾会計の税務的な毎日
令和8年分 路線価公表 =名古屋市緑区の路線価推移=
毎年7月1日に公表される路線価が、今年も公表されました。
令和8年中に開始した相続・贈与については
この令和8年分の路線価を利用して土地の評価額を計算します。
寺尾会計事務所では、名古屋市緑区にある地価公示地番49ヶ所と徳重駅前の計50ヶ所について
路線価の上がり下がりを毎年確認しています。
その結果は次のとおりでした。
昨年と比べて路線価が上昇した地番 41ヶ所
昨年と同様の路線価であった地番 9ヶ所
昨年と比べて路線価が下落した地番 0ヶ所
前年よりも路線価が下落した地番は、令和4年以降なく、5年連続の上昇又は横ばいとなりました。
上記のうち、2年連続で路線価が上昇した地番が37か所、
コロナ明け以降5年連続で上昇した地番が18か所となりました。
また、50ヶ所の中で最も高い路線価は、徳重駅前の19万5千円/㎡。
最も低い路線価は、野末町の7万3千円/㎡。
緑区全体では、前年比3%の伸び率でした。
緑区は、他の区にくらべて、都市計画により低層の住宅用の地域が多い区です。
平成の時代にはアパートを建てることで土地を保有し続ける相続税対策が多く活用されてきましたが
路線価格、建築費、借入利率などの高騰に対して、家賃相場の上昇が追いついておらず、
貸家での相続税対策によって土地を維持することが難しくなってきているように思います。
