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コラム

2025.03.03

確定申告よもやま話

配当所得と定額減税【所得税】

今年も確定申告の佳境に突入してまいりました。
早期に資料をお持ちくださったり、追加の資料を整えてくださったり、
申告書の完成をお待ちくださったりと、お客様のご厚意に感謝いたします。

さて、前回もお伝えした定額減税について、
令和6年分の申告書を作成していく中で気が付いたことを追加してお伝えしたいと思います。

上場株式等の配当所得については、次の3つの方法を選択することができます。
①申告しない
②申告する(総合課税)
③申告する(分離課税)

この3つのうちいずれが最も有利となるかは、
配当の種類や証券口座、申告内容や課税所得金額、加入している社会保険や住所地など
様々な要因を加味する必要があるため、単純にお伝えすることはできません。

令和6年分申告の有利判定には、さらに定額減税の影響を考える必要があります。

例年と同様の計算をしても不利になることはありませんが、
定額減税の影響を加味すると有利になる金額等が変わるケースが見られます。

配当所得以外の所得にかかる税額からは控除しきれない定額減税の金額が大きい方については
配当所得の申告選択を再検討してみてもよいのではないでしょうか。

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