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コラム

2016.03.23

リーダー / 経営者 / 管理者

アリに学ぶ;組織の長期存続

ありの集団をよく見てみると、働かないアリが2~3割いるそうです。
働くアリだけのグループを作っても、
必ず働かないアリが一定割合現れることが確認されています。
『これは、さぼっているわけではなく、
他のアリが疲れて動けなくなったときに替わって仕事をするのだ。
働かないアリは集団の長期存続に不可欠だ』
との研究成果が英国の科学誌で発表されたそうです。

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「われわれは週1~2日休みを取って休んでいるから、
  会社にいる間は全員常に働いて当然」
そう単純には行きません。
会社は休日でも、休めているとは限りません
  (子どもの行事参加、家事など)。

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また、休みはとれていても、
いつでも起こりうる例外事象(突発的な仕事受注、組織改善など)
対応するためには
勤務時間においても、若干の時間的余裕が必要になります。
余裕のない組織は、どこかで問題解決ができなくなり、
その存続を危うくします。
アリの集団を参考にすれば、
長期存続のためには、少なくとも2割の休み時間が必要です。
週5日勤務とすると、5日×2割=1日です。
勤務時間が8時間/日で、昼休みが1時間/日とすると、
8時間―(1時間×5日)=3時間。
経営者は常に問題を意識していますから、
時間的余裕があると日常業務を入れてしまいがちです。
常時は週3時間くらいの休み・雑談も仕事のうち』と
頭に入れておきたいものです。

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