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コラム

2012.07.13

社長応援日記

好業績企業のヒミツ

この7月に110周年を迎えた大同生命が、
経営者13,049人にアンケート調査を行いました。
この調査・分析の面白いところは、
企業全体と、好業績企業の回答割合について
比較しているところです。
『貴社の強みは、どのようなことだとお考えですか?』
1位 お客様ニーズへの対応力
2位 技術力
3位 商品・サービスの品質
4位 独自性
5位 環境変化に対する柔軟な対応力
上記の回答は、企業全体と好業績企業でほぼ同じ回答割合です。
しかし、一つだけ、好業績企業が8%高い割合を示すのが、
4位の『独自性』です。
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『売上拡大に向けて、これまでに実施した取組みは何ですか?』
1位 営業力の強化
2位 販路拡大(国内)
3位 優秀な人材の確保
4位 既存商品・サービスの高付加価値化
5位 商品開発力の強化
こちらも回答は、企業全体と好業績企業でほぼ同じ回答割合です。
しかし、一つだけ、好業績企業が8%高い割合を示すのが、
3位の『優秀な人材の確保』です。
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しかし、おもしろいことに、
売上拡大に効果があった取組み上位6位には
『優秀な人材の確保』はランクインしていません。
人材は、売上拡大に直接関係のない部分で雇用したとしても、
好業績を生む大きな要因になると考えることが出来そうです。
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また、独自性を強みにする企業では、
4位と5位の『商品改善・開発』に対する取組みに注力している割合が
企業全体に比べて10%及び18%高くなっています。
企業の独自性はこれらの努力から生み出されるものであることが
うかがわれます。
img-712173530-0002.jpg
以上の結果をまとめると、以下のことが言えます。
『優秀な人材の確保』と『商品改善・開発』が、好業績の源泉である。
好業績を上げるためには必ず上記2点を行う必要があると
いうわけではありません。
しかし、どのアンケートでも好業績企業は企業全体に比べて、
自社改善のための取り組みを行っている割合が高くなっています。
この分析からひとつ確実にいえとすれば、
好業績を上げる企業は、積極的に自社・事業に取組んでいる
ということでしょう。
信頼できる役員や従業員、顧問税理士や他の経営者と共に
積極的に事業に取組むことで、業績の改善を図っていきましょう。
参照HP:大同生命HP 経営者1万人アンケート(7月中旬掲載予定)
http://www.daido-life.co.jp/110th/questionnaire/

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