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コラム

2008.12.05

寺尾会計の税務的な毎日

アメリカの公認会計士と情報交換

日本の税理士、会計士制度の説明及び資料の提供を行い
アメリカの会計士制度との違いなど実務的な面を中心として
様々な意見交換を行いました。
 アメリカの会社 
  基本的には資本と経営が分離してしているので家族経営の会社は少ない。
  家族経営の企業を受ける時は、リスクが高いため、
   取引銀行、弁護士等からその会社の内容、経営者の人柄などを
   事情聴取、相談、検討したうえで契約を結ぶかどうかを決める。
 
    日本では本人確認も適当・・・。
  財務諸表は株主に公開、チェックされるものであるため、
   月次の記帳がストップすることは基本的にあまりない。
   何ヶ月も記帳ストップするような状態なら契約解除も
    日本ではままあることですが・・・。うらやましい
  12月決算が多い
 契約 
  契約は当然日本より厳格、詳細なもので1年に一度は見直しされる
   途中でも、変更追加があれば見直しあり
  報酬は年間契約が基本だが、生産性のかねあいで時間ベースの計算をして報酬アップ
   生産性の悪いクライアントは報酬をアップして契約を切る場合もあり
  他事務所のセールストーク、経理担当者の異動によりクライアントの入れ替わりは
   頻繁にある。
   5~10年のスパンで見ると相当の割合のクライアントの入れ替わりがある。
  小規模会社は、株主総会で監査が必要かどうかを検討し会計事務所を決定する。
 
 アメリカと日本ではたとえ中小企業でも資本と経営の分離という点の厳格さには
大きな違いがあることを実感しました。
たとえ中小でも内部監査を導入しているところもあるということで、
家族経営の会社が大半を占める日本でも
見習うべきところも多いと感じました。
  日本的家族経営には良い点もいろいろあると思いますが
    by すみ
 
 

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