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平成の家督相続
 ホーム虎の巻 平成の家督相続 > 遺言ノススメ

第2章 遺言ノススメ

5.財産リストを作ってみよう

まずは財産の棚卸しから
 あなたは、自分の財産がどこにどれくらいあるか知っていますか。
遺言の第1の目的は、自分の財産の処分つまり「どの財産」を「誰に」あげるかを決めることです。そのためには、まず自分の財産を把握してリストアップしておくことから始めましょう。

 今は、「遺言ノート」や「エンディングノート」など財産目録をはじめとして自分のお葬式の希望なども書き残せるノートが市販されています。そういうものを利用するのも手です。

 また、自分が生涯かけて築いた財産ですから本人がいちばんわかっているはずです。相続が発生したとき、家族が困らないようにという点からも作成しておくことをお勧めします。

 一般的に相続財産のうち土地家屋などの不動産が6割を占めます。次に現金預貯金が2割、有価証券が1割と続きます。あとは生命保険やローンなどのマイナスの財産もおさえておきましょう。

リストアップするための書類を手元に準備していざリスト作成!

財産の種類 準備する書類 保管場所
不動産 固定資産税課税明細 または
権利証
市町村役場
自宅
預貯金 預金通帳、定期預金証書 自宅
有価証券 株券(自宅保管の場合)、債券
有価証券取引報告書
自宅
証券会社等
生命保険 保険証書 自宅
ローン 借入金明細書 金融機関等

財産に変動があったらリストを書き換えよう
 この財産リストは、現時点の財産・債務をもとに作成しているので、土地を生前に贈与したり、譲渡したりした場合など内容に大きな変動があれば書き直しておきましょう。

 財産の評価額については、相続発生時の評価額がわからないので厳密な評価額がわかる必要はありませんが、遺言の内容を決めたり相続税対策をする上で必要になってきますので、現時点での大まかな評価額を把握しておく必要があります。

計算が複雑になりそうな財産がある場合は、税理士などの専門家に相談してください。

付録として財産リストを別冊にしてあります。
まずは、これを使って「たたき台」を作ってみてください。

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